種子島

震災以降、いわきから新天地を求めて去って行った人たちがいて、そこで充実した暮らしをしているという噂の友達に会いに行きました。彼は、別に職人として働いた経験がないのに、家の土台、基礎から自分で作ってしまうツワもので、4年の歳月をかけて、自分のマイホームを作り上げています。僕は今回、宿泊、食事と労働とを引き代えに10日間お世話になりました。

初日は豪雨でフェリーが欠航し、高速船で種子島へ。

種子島は巨魚の宝庫という話を聞いて、釣りの経験値は2%くらいなのですが、次の日の早朝4時から釣りへ、その後作業の手伝いを終え午後4時から再び釣りへ、という日々を繰り返していました。

ほぼ毎日釣りに行っていたのですが、僕は一匹も釣れませんでした。

彼曰く、僕の釣ろうとするアドレナリンが釣り糸から伝わって、魚たちに察知されてるらしい。

しかし、彼の息子が2kgオーバーの巨大イカを釣り上げました。

この日は島の友達たちを呼んでイカパーティー。

海がキレイなんで素潜りも熱望していたところ、毎日のように潜っているプロがいるとのことで、彼に案内してもらいました。僕はまたもや何も得られませんでしたが、彼の収穫は流石プロでした。

そしてパーティー

自分で仕留めて調理までする姿は美しい

ある日、鹿を絞めたとの連絡が入り、鹿肉を手に入れました。そしてパーティー。

彼の庭にはビワの木が生っていて毎日好きなだけ摘まんでいました。そして200mほど歩いたところに甘夏みたいな特大フルーツがなっている木があり、毎日一個づつ頂いていました。

 

一度だけ、夜にバンドの投げ銭ライブを観に連れて行ってもらいました。

やはり南国的なエスニックな音楽で、お客さんの90%は移住者って感じで、独特のコミュニティー空間がそこにはありました。

因みにターンテーブルが置いてあるような場所はまだ島にないみたいで、この場所もごくごく普通の居酒屋でした。この中途半端じゃなくて、本気であか抜けない感じがいいというか、逆にみなそれを求めて楽しんでいるような。

自然の豊かさを噛み締めた10日間でした。10日間の内5日間は宴会でしたが、彼曰く、特別なことは何もしていなく日常の出来事らしいです。

そして島人は血のつながりを越えたような関係があり、日々楽しく生きようというモチベーションが伝わってきました。

改めて僕には自然と共存していく術を携えていないことにも気づきました。

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