インド

生まれて初めて失業給付金というものをもらったので、またインドへ行ってしまった。
失業して旅行に行けるなんて、なんて恵まれた国に生まれたんだと毎回感じさせられる。
インドに魅せられてしまってる現在。
それは、風潮、風土、文化、価値観、もちろん音楽も、全てにおいて日本とは違い過ぎる感じが刺激。
ただその刺激を求めて行ってるのかも。

インドの物価は安いけど、なんでも汚い。
特に宿は東南アジアなんかと比べてもかなりコストパフォーマンスが悪い。シーツも枕カバーも取り替えてないうえ、掃除もしていない状態だったり。
清潔な国で生まれ育った僕はインド人の頭皮の臭いがこびりついた枕では寝たくないけど、お金もかけたくないから宿探しはいつも必死。
最近気づいたけど、その街を好きになるのには居心地のよい宿ってのが大切。かび臭く汚なかったり、風通しが悪くて暑かったりすると、宿に戻る気がしなくて結局、外で無駄な体力を使って疲れ果て、そろそろ移動するか~って気分になってしまう。

そして基本全てカレーテイストだけど、色んな食べ物がけっこうあるインド。
過去2回のインド渡航は、すぐに腹を壊してクッキーとバナナで、食に関してはノックアウト。初回は降り立って空気を吸っただけで水下痢になったり。
今回はインド渡航一か月前から、整腸剤を摂取し善玉菌を増やして挑んだ。
そのお蔭か、すでに三度目にして抗体ができていたのか分からないが、だいぶ快腸で、目についた食物に片っ端からトライできた。

今回は北のザンスカールというチベット民族の住む地域から、南のカニャクマリという南の先端まで2か月かけて行ってみた。
北と南は別世界で、言語も違えば食事も文化も雰囲気も違う。チベット仏教、ヒンズー、イスラム、キリスト、様々な宗教が混在していて、北部では牛を崇拝して決して食さないが、南部ではビーフカレーがあったりするくらい文化が違う。
そして言語も20以上あり、インド人同士でもコミュニケーションできないらしい。共通してるのは北から南まで何を食べてもカレー味なことだけだと思う。

でもどこに行っても目に付くのは膨大なプラスチックゴミ。学生さんも、優しくしてくれたあの人も、食べ終わった袋は窓の外や足元へ。
それも文化として受け入れなければならないのかも?でも排水溝にはプラスチックゴミが詰まっていて雨が降ると道路は冠水し、牛と犬と人の糞尿が入り混じった茶色い液体が溢れる。
幸いにもゴミとして出されたプラスチックゴミは、ドラム缶で燃やされるか、郊外の埋め立て地へ搬送される。
結局僕もこの量を少し増やして帰ってきただけかも。

そして膨大な人口増加と物乞いの数と貧富の差、これは外国産業が介入して輸出入により社会のバランスが崩れ、資源の燃料化で大地が枯れ果て、インド全域での食料自給率が低くなったせいらしい。
物乞いに渡すべきものは金じゃなくて種だね。

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